松浦珈琲 matsuura coffee 辺境の自家焙煎珈琲豆販売店

松浦珈琲流 器具の選びかた



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あくまでも松浦珈琲の豆をおいしく飲むためのアドバイスです。
他店の豆には必ずしもあてはまりませんので、ご注意ください。

以下の順にご説明いたします。

◆ミル◆
(1)手動ミルのおすすめ
(2)電動ミルのおすすめ

◆フィルター◆
(1)ネルフィルター
(2)ペーパーフィルター

◆ドリップ用ポット◆









◆ミル◆

珈琲豆を挽くのは、珈琲をいれる直前に必要なだけ。
これが理想です。
豆を挽いて粉にすると、表面積がふえるので湿気を吸い酸化がすすみ、挽いた時点から風味が損なわれていきます。
また、豆の内部にたまっていた二酸化炭素が香りとともに抜け出てしまい、抽出時に粉がうまくふくらみません。
なお、ミルの性能によって珈琲の味は大きく変わってきます。
できるだけ性能のよいミルを常備するのがおすすめです。

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(1)手動ミルのおすすめ




【手動ミルのおすすめは、ザッセンハウス社のミルです】

松浦珈琲では長年、ドイツ ザッセンハウス社製の手動ミルを取り扱っていましたが、ザッセンハウス社が倒産したため手に入らなくなり、取り扱いを中止しました。
このザッセンハウス社のミル、2008年夏より、再発売されています。
ただ、以前より価格が上がっています。
松浦珈琲でも取り寄せできますが、インターネットでの最安価格よりも高くなってしまうため、お客様ご自身で検索して、安価で安心できるサイトで購入されることをおすすめします。
インターネットでの購入が難しいお客様はご相談ください。

ザッセンハウス社のミルをいくつか紹介しておきます。
なお、デザインによって使い勝手や豆を挽く量が違ってきますが、使われている刃はどれも同じです。
したがって、ミルの性能自体は変わりません。
また、何年使っても軸がブレないので、国産のものに比べると高価ですが長い目で見るとお得です。




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ザッセンハウス・ミル
ブラジリア
MJ-0805
定価 16,848円 (税込)







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ザッセンハウス・ミル
サンティアゴ
MJ-0803
定価 19,440円 (税込)








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ザッセンハウス・ミル
ハバナ
MJ-0802
定価 20,735円 (税込)




詳細は↓
ザッセンハウス コーヒーミル (メリタHPより)

いずれも、インターネットの最安価格は、定価の30%off程度となっています。






【低価格のミルを使ってみました】(2017.3.19)

理想の手挽きミルはザッセンハウスですが、最安でも1万円くらいの価格設定になっています。
もっと安価なミルはどうでしょうか駄目でしょうかと訊かれることがよくあります。
手に入りやすい次の2種類を実際に購入して使ってみました。

ハリオ 手挽き コーヒーミル セラミック スケルトン(ブラック)
amazonで2,390円(税込)

E-PLANCE コーヒーミル セラミック ステンレス
amazonで1,680円(税込)

結果は...わるくありません。
セラミック刃でなかなかきれいに挽けます。
この価格でこの精度ならば充分だと思います。
耐久性についてはザッセンハウスのように10、20年と使ってみていないので何ともいえませんが、この価格ですので、そこは割り切って使うのもひとつの選択肢と考えます。

ただ、粗さの調節が難しいかもしれません。
その際は、松浦珈琲に持参くだされば、こちらで調整いたします。
遠慮なくご相談ください。



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(2)電動ミルのおすすめ



手動ミルで豆を挽くのも楽しみのひとつですが、電動ミルに慣れてしまうと、いちいち手で廻して挽くのは面倒、という人も・・・。
そんな方に、家庭用としても業務用としても現時点でおすすめの電動ミルは次のものです。

「カリタ ナイスカットミル」 レッド・ブラック 定価26,460円(税込)
                シルバー    定価29,700円(税込)
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※2017年2月現在ナイスカットミルは生産終了しているようです。
インターネットで買えるところもありますが、在庫が限られているため、価格が3〜4万円と高くなっています。


※2017年3月、ナイスカットミルの新型モデルが発売されました。
カリタ ナイスカットG
amazonで35,640円(税込)(2017年3月19日現在)


生産終了以前のナイスカットミルは、レッド・ブラックが定価
26,460円、シルバーが定価29,700円のところ、インターネットでの最安価格が15,000円くらいでした。
新型のナイスカットGはネット販売価格が35,640円(2017年3月19日現在)と高く、気軽におすすめしづらくなりました。
もちろん、余裕がありましたら、こちらを購入されるのが理想なのですが...
もう少し手に入れやすい価格のものが見つかりしだいお知らせする予定です。









逆に、業務用・家庭用を問わず、よりきれいな味、よりグレードの高いミルをお求めなら、これを。
「カリタ クリーンカットミル」 定価91,800円(税込)
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松浦珈琲でも取り寄せできますが、インターネットでの最安価格よりも高くなってしまうため、お客様ご自身で検索して、安価で安心できるサイトで購入されることをおすすめします。
インターネットでの購入が難しいお客様はご相談ください。








◆フィルター◆


(1)ネルフィルター

松浦珈琲の豆の場合、理想のドリップは「しっかり蒸らしてさっと落とす」。
それに最適なのがネルフィルターです。
ネルフィルターの特徴は、
・布の保水量があり最初はなかなか液が下に落ちないため「蒸らし」がしやすい。
・落ち始めたらさーっと落ちていくので、えぐみが出にくい。
・挽いた粉の微粉をネルが吸着してくれるので味がクリアになる。
味はクリアですっきりとしていながら、こくがあり、まろやかさな口当たりの飲みやすい珈琲になります。

松浦珈琲では「ハリオ ネルドリップ」(販売中)を取り扱っています。
ネルフィルターは管理が大切です。
乾かさないこと、冷蔵庫または冷凍庫で保管すること、などいくつか気をつける点があります。
ネルフィルターを購入されるお客様には詳しいネルの使用方法についてのプリントを差し上げています。
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↑ ハリオ ネルドリップ コーヒーフィルター 取っ手付き
  取替用ネル(3枚入り)もあります




なお、松浦珈琲試飲室で使っているネルフィルター(↓)は自家製です。
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珈琲ドリップ用に特別に織られたネルの布(販売中)を裁断し、縫って使っています。

ご希望の方には1m単位でこの布を販売しています。
また、作り方についてのプリント・型紙も差し上げています。
【注意!】
ネルドリッパーを作るには、金枠(リング状の金具に取っ手がついたもの)が必要です。
お持ちでない場合は、ハリオ ネルドリップ コーヒーフィルター 取っ手付き(付属の布をはずして使います)も合わせてご購入ください。

ネル布については、勝手ながら、当分のあいだ店頭販売のみといたします。
発送はできませんので、ご了承ください。




(2)ペーパーフィルター

ネルフィルターは管理が面倒なところがあるので、もっと手軽にドリップしたい場合はペーパーフィルターを選択するのもよいでしょう。
松浦珈琲がおすすめするのは、「ハリオ 円錐型ドリッパー」専用のペーパーフィルター(販売中)です。
一つ穴で、形状がネルフィルターに近く、ドリップされた液体が落ちていきやすいので、最初の「蒸らし」をしっかりするように工夫すれば、ネルフィルターに近いドリップができます。
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ハリオ円錐型ドリッパー  

    
松浦珈琲の豆は、ネルフィルターまたはペーパーフィルターでドリップしていただくようお願いします。
究極のドリップ方法はネルドリップであると松浦珈琲は考えています。
ペーパーフィルターによるドリップはそれに準じるものです。
それ以外のサイフォン式、エスプレッソマシン、コーヒープレスなどは、最良の状態の液体を抽出するには不向きです。







◆ドリップ用ポット◆

ドリップの腕を大きく左右するのが、お湯を注ぐためのポットです。
松浦珈琲の豆をおいしく味わうためには、最初にゆっくり少しずつお湯をそそいで、しっかりと「蒸らし」をすることが重要です。
このとき、湯量をコントロールしやすいポットを使うかどうかで、ドリップのしやすさが格段にちがってきます。

松浦珈琲でおすすめしている「カリタ 1.6リットルステンレスポット」(販売中)
松浦珈琲試飲室では、このポットの注ぎ口を万力で細くして使っています。
ご希望のお客様には、同じように注ぎ口を細くして販売しています。
「ドリップが上手にできるようになった!」と好評のポットです。
 
カリタ ステンレスポットの注ぎ口を細くしました
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販売中の珈琲器具の価格については →「珈琲器具



by matsuura_coffee | 2017-03-19 17:03 | 器具の選びかた